サボテンが徒長した時の原因と対策!対処は早めに!

みう
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サボテンが徒長してひょろひょろと伸びた姿を見たことがありますか?なんとなく弱々しくて見た目も美しくないですよね。

人間と同じで、弱く育つと病気にもなりやすく元気な成長を見ることができなくなります。

一度徒長すると元通りに立て直してあげなければいけません。そのためには徒長した原因を知る必要があります。

サボテンが徒長してしまう原因とその対策をみていきましょう。

サボテンが徒長した原因と対策!

サキュレント始めました

サボテンの徒長にはちゃんと原因があり、それに合わせた対策が必要です。

では、解説していきますね。

高温多湿の生育環境

砂漠でも育つイメージの強いサボテンは「暑い」イメージをしすぎて高温多湿の環境にしてしまいがちです。

しかし、あまりにも高温が続くと、サボテンが必死に成長しようとしすぎて、それが徒長の原因につながります。

さらに多湿でより水分を吸い上げ間延びしてしまうのです。

日当たり不足

日当たり不足にサボテンの成長を急かす要素はなさそうですが、反対に、日当たりを求めて徒長してしまう原因となることがあります。

サボテン自身は成長したいけど日当たり不足で元気に成長できない、そんな状態です。

生育期によく見られるパターンです。

人間の成長期においても成長を妨げると良くないといいますが、サボテンにとっても同じです。

特に生育期はサボテンの置き場所に気を付けましょう。

水の与えすぎ

水の与えすぎで根腐れして枯れてしまうパターンはよく知られていますが、徒長してしまう可能性も秘めています。

これは生育期の夏が過ぎたあたりの季節によく見られます。

この季節はまだ暑いので、生育期と同じ頻度で水を与えがちです。与えすぎた余分な水分を溜め込んでしまい、その水分を吸い上げながら、まだ暑い日当たりが徒長をうながしてしまいます。

季節の変わり目の見極めは難しいですがサボテンの成長において大切なポイントです。

窒素の多い肥料の与えすぎ

日当たりも水やりも適切なのにサボテンが徒長してしまった場合は、肥料の与えすぎが考えられます。

特に窒素系の肥料は植物の細胞の分裂や増殖を促し与えすぎると徒長の原因となりやすいのです。

休眠期はサボテンの成長も緩やかになり、より徒長してしまう可能性が高まりますので気を付けましょう。

徒長したサボテンは胴切りで対策

ここまで徒長の原因をみてきましたが、では、徒長してしまったらどうしたら良いかも解説しましょう。

サボテンが徒長してしまったら胴切りで対策します。

弱く育ってしまった部分を切り間延びをストップさせてあげましょう。

切ったら断面が腐らないようにしっかり乾かす必要があるため晴れた日の午前中に行います。

また、日光の当たりすぎと湿気を避けるため真夏や梅雨を避けた3月から10月の間がオススメです。

ちなみに、切り取った徒長した部分も、うまく挿し木すれば植え替えに活用できます。

弱ってしまったサボテンも、ケアをすればまた元気になってくれます。是非挑戦してみてください。

徒長させないためのサボテンの育て方

そもそも、サボテンを徒長させないためには、やはり先ほどみてきた徒長の原因となることを気を付けるのが第一です。

サボテンはインテリアとしても活躍するためインテリアとして映える場所にこだわってサボテンにとって良い環境を忘れがちですが、改めて植物だという意識をもって育てることが大切です。

室内ではひと手間かけて置き場所を移動させる

しかし、どうしてもインテリアとしてここに置きたい、そんな気持ちもあると思います。

そういった時には、こまめに移動させて置き場所を常日頃工夫するのがオススメです。

普段日が当たらない場所に置いているなら日中は日当たりの良い場所に、常に日が当たりやすい場所に置いているなら、夜は涼しい場所に移動するなど置き場所の対策をしましょう。

水や肥料は控えめに

繰り返しになりますが、水や肥料は控えめにするのがポイントです。

サボテンは目に見えての成長が分かりにくいですから、ついついやりすぎてしまいがちです。

「あげるもの」に気を配るよりも周辺環境を整えてあげることの方が、サボテンにとってはプラスになるということを覚えておきましょう。

接触刺激で良い成長を促す

接触刺激とは、植物が何かに触れられるとホルモンを発することです。

植物は何かが触れると周辺に邪魔なものがあると感知し、それ以上成長することはできないと判断するため子孫を残そうとします。よって、花や芽を出す確率が高いといわれているのです。

しかし、触りすぎると周辺の邪魔なものが大きいと判断しサボテンの成長を止めてしまう可能性がありますので気を付けましょう。

サボテンの徒長とはどういう状態?

それから、サボテンが徒長した姿はどんな感じなのかも知っておきましょう。

サボテンが徒長すると姿がひょろひょろしているとのことでしたが、子株をふく丸型のサボテンなら、子株をふいていると思っていたら徒長だったなんていうこともあります。

一般的に徒長は天の方向に伸びやすいウチワサボテンや柱サボテンによく見られることもあり特に徒長していることに気付きにくかったりします。

弱々しく根元から細く伸びていたら、徒長を疑いましょう。

サボテンの成長と徒長は違うの?

徒長も成長と同じように太陽に向かって大きくなったり目に見えて姿が変わったりしますが、これはサボテンにとってマイナスな現象です。

人間も病弱に成長してもいいことはありませんよね。

徒長は中身がしっかりできていないまま姿が仕方なく変化しただけです。成長と徒長の違いを理解し、見守ってあげるのがベストです。


 

サボテンのひょろひょろした姿はなんなのか、徒長についてみてきました。

高温多湿や日当たり不足、水や肥料の与えすぎなど、不適切な周辺環境によって無理に成長を頑張りすぎた姿のことでした。

その時のサボテンの中身は弱っていて強く元気に育つことをいう、いわゆる「成長」とは違いましたよね。

サボテンを育てるうえで、ほったらかしはもちろんいけませんが見守りがとても大切だといえます。

 

みう
みう

成長と徒長の違いを見極める観察力を身につけ、サボテンを気長に大きく育ててみてくださいね。

 

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