サボテンが伸び過ぎたときの対策!徒長と成長は違う!

みう
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サボテンは成長が目に見えにくくて分かりにくいはずなのにサボテンがなんだか伸び過ぎてしまっている、そんな経験はありませんか?

サボテンには品種がたくさんあり、うっかり「こんな品種だったっけ」と見過ごしてしまう人も多いようです。

サボテンが伸び過ぎてしまっていたら、ひょろひょろとしていないか、再度確認してみましょう。

ただの成長ではなく、対策が必要な状態かもしれませんので、しっかり観察をするのがオススメです。では、その対策について詳しくみていきましょう。

サボテンが伸び過ぎたときの対策

サキュレント始めました

まず、サボテンが伸びてしまっているなと感じたら、そのサボテンの品種の正しい姿を図鑑などで調べてみましょう。

比べてみてサボテンが本当に伸び過ぎているようだったら対策が必要です。何よりも先に、サボテンの周辺環境を見直さなければいけません。

一般的に、日当たり不足だったり、反対に日当たりが良すぎているのが原因といえます。

サボテンの置き場所を工夫し、また、水や肥料をあげすぎていないかの再確認をしましょう。

伸び過ぎはどのような状態?

サボテンの周辺環境を見直さなければいけないとありました。なぜなら、サボテンの伸び過ぎは弱った姿だからです。

枯れていないから大丈夫ではなく、弱ったまま間延びしているだけなのです。

サボテンが伸び過ぎることを徒長といいますが、まだまだ一般的な知識となっていないのが現状です。

伸びている姿を成長と勘違いし見逃されがちだからです。徒長は成長ではありません。

サボテンが無理に成長しようと頑張りすぎている姿だということを知っておきましょう。

伸びすぎたときの対策は胴切りで仕立て直し

サボテンの周辺環境を見直し再び元気な姿が期待できるとはいっても姿がひょろひょろしたままでは見た目が良くないですよね。

胴切りを行い、サボテンを仕立て直しましょう。

ちなみに伸びてしまった部分も挿し木で復活させることができます。

ひょろひょろした部分が治るわけではありませんが挿し木で土に植えてしまえば、また美しいシルエットが期待できます。

諦めないで胴切りで仕立て直し挑戦してみてください。

サボテンの胴切りのタイミングは?

また、いざサボテンを胴切りする際はタイミングに気を付けましょう。

春または秋の生育期に行うのがオススメです。さらに、晴れた日の午前中が良いでしょう。

しっかりと根を出させて元気に復活する確率が高くなります。くれぐれも、休眠期や梅雨時期に行わないよう注意してください。

せっかくキレイに胴切りできても新しい根が出なかったり、切り口が乾燥しないまま雑菌が入ったりして、なかなか胴切りを成功させることはできません。

サボテンの胴切りを行う前に準備すること

繰り返しですが、まずは胴切りをして良いタイミングかどうか考えてから、胴切りの準備を整えます。

もちろん、刃物や厚手の手袋は重要ですがアルコールのウェットティッシュが便利で必需品です。

サボテンは、胴切りでは特に雑菌にデリケートです。

使用する刃物や手袋をしっかり消毒しましょう。液体よりも余分にアルコールで湿ってしまうこともなく使いやすいアイテムです。

そして、先ほども出てきましたがサボテンを乾かすのに新聞紙が必要です。

新聞紙があるとサボテンのトゲがより刺さりにくく、安全に胴切りが行えますよ。

サボテンの胴切りの手順とコツ

まずは、清潔なカッターなどの刃物で、思いきって伸び過ぎた部分を遠慮せずしっかり切り落とします。そして、切り落とした後は切り口をしっかり乾燥させます。

ただ、しっかりとはいっても直射日光はいけません。涼しい日陰で、気長に1か月ほど見守ります。また、乾燥させる際は、新聞紙があると便利です。

サボテンをやさしく包んで、ゆっくり様子をみてあげましょう。人間の手術のような感覚でしっかり休ませてあげてくださいね。

サボテンを胴切りしたら挿し木で増やしてみよう

こちらも先に話がありましたが、胴切りをした後は挿し木で増やすことができます。

胴切りで切り取った方のサボテンを別の鉢に植え替えてみましょう。

コツとしては、切り口を鉛筆削りのようなイメージで少し尖らせるようにカットし、胴切りと同じように乾燥させ、植え替えるだけです。

1か月から2か月もすると細い根が生えてきます。

そうすると、土からの栄養を吸い上げることができるようになるため植え替えをし、新たな成長を見守りましょう。

ちなみに、切り取った際にサボテンの内側が変色していたら腐ってしまっているため挿し木成功は期待できません。

チェックしてから作業に取り掛かりましょう。

サボテンを伸び過ぎさせないために日当たりをよくしよう

サボテンが伸び過ぎると良くないということ実感できたと思います。

サボテンを伸び過ぎないようにさせるためには、基本的には日当たりの良い場所で管理していると防ぐことができます。

なぜなら、サボテンは直射日光が良くないとよく知られていますから、日当たりが良すぎて伸び過ぎた場合よりも、日当たりが不足していて間延びしてしまった場合のパターンが多いためです。

特に室内だと、日当たりの良い場所のはずが周囲の物の陰になっていて日当たりがうまくいっていないこともあります。

日々観察し、日当たりに問題はないか、 今一度確認してみましょう。


 

サボテンが伸び過ぎてしまった時には、胴切りで対策ができ、また、挿し木で増やすこともできるということでした。

作業に取り掛かる前には、日当たり具合は大丈夫かなどの、周辺環境の見直しが必要ということでしたね。

みう
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サボテンの伸び過ぎはいわゆる「成長」ではないということをしっかり理解し楽しいサボテンライフを送るためにも、日々の観察を怠らず心掛けてみてくださいね。

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